薄い本に適した紙選び、おすすめの紙はこれ!【本文と表紙】
ページ数の少ない薄い本には、どのような紙を選ぶと良いのでしょうか。薄い本作りにおすすめの用紙をお伝えします。
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目次
【基本】薄い本には、厚めの紙
製本には無線綴じ、中綴じといった種類があり、数ページから製本ができます。
ページ数が少ない薄い本は、本文用紙の枚数も少ないため、薄い紙を使うと本全体がペラペラして頼りない印象になります。
一方、厚めの紙に印刷すれば、本全体の厚みや重さが増し、ページ数が少なくてもしっかりした耐久性のある本に仕上がります。
本の印刷には「絶対にこうしなければならない」という決まりはありませんが、薄い本は厚めの紙に印刷する方が、手に取った時に安心感のある「本らしい本」になります。
その本は短期使用?それとも長期保存?
とは言っても、「薄い本なら絶対に厚い紙」というわけではありません。
というのも、本、冊子の用途によってはより薄く、軽く仕上げたいものもあり、また、紙が厚くなればなるほど紙の料金も上がるので、印刷費の予算とも関係します。
例えば、イベントのパンフレットのように、開催前後の短期間の使用が想定される冊子なら、薄い紙に印刷して印刷費用を抑えるという選択肢もあります。
もちろん、「記念として、できるだけ長く手元に置いて保管してほしい」と考えるなら、耐久性を考えて厚めの紙に印刷するべきです。
本の用途や保存期間、どのくらいの耐久性が求められるかも加味して紙を選びましょう。
【おすすめの紙】しっかりした仕上がり、耐久性を求める薄い本
アルバムや文集のように、長期間保存することが考えられる薄い本には、以下のような紙、厚み(K)がおすすめです。
本文 | 表紙 | |
---|---|---|
カラー印刷 | コート135K マットコート110K、135K | ニューVマット160K マットポスト220K アートポスト160K、200K |
モノクロ印刷 | 上質紙90K、110K 書籍用紙90K | レザック マーメイド 上質紙135K |
カラー印刷向き
カラー印刷でおすすめしている紙は、紙の表面がコーティングされた、色彩の表現に優れている「塗工紙」です。
コート紙、アートポスト紙は光沢があり光を反射します。マットコート紙、ニューVマット、マットポスト紙は光沢をおさえた、落ち着いた雰囲気のある紙です。
これらの紙はカラーの表現に優れていますが、モノクロ印刷も可能です。
モノクロ印刷向き
モノクロ印刷用の紙は、白いサラッとしたコピー用紙のような上質紙、高級感のある淡いクリーム色の書籍用紙です。
表紙用におすすめしているレザックとマーメイドは、いずれも牛の皮の模様や波の模様が型押しされた紙で高級感があり、やわらかい上品な色味の地色のあるファンシーペーパーです。
上質紙135Kは白画用紙のイメージです。
紙の厚み
紙の名前の後ろにある数字(160Kなど)は紙の重さを表します。
同じ名前の紙なら、数字が大きい方が厚い紙です。紙の種類が変わると、数字が同じでも厚さは変わりますので、実際の厚みや手触りをWEBサイトや見本で確認すると良いでしょう。
紙の種類と重さ | 紙の厚さ |
---|---|
コート135K | 約0.13mm |
マットコート110K | 約0.13mm |
マットコート135K | 約0.17mm |
上質紙90K | 約0.13mm |
上質紙110K | 約0.14mm |
書籍用紙90K | 約0.12mm |
ニューVマット160K | 約0.20mm |
マットポスト220K | 約0.26mm |
アートポスト160K | 約0.17mm |
アートポスト200K | 約0.22mm |
レザック | 約0.23mm |
マーメイド | 約0.29mm |
上質紙135K | 約0.17mm |
【おすすめの紙】短期間で使用する薄い本
1回か2回使うような短期使用が予想される本、または印刷費用を抑えたい薄い本には、以下のような紙を選ぶと良いでしょう。
本文 | 表紙 | |
---|---|---|
カラー印刷 | コート90K、110K マットコート90K | コート135K マットコート135K |
モノクロ印刷 | 上質紙70K 書籍用紙72.5K | 上質紙135K |
コート90Kは約0.08mmと、とても薄い紙ですが、薄い本に使うには「薄すぎてペラペラで頼りない」と感じるかもしれません。
そんな時は、コート110Kがおすすめです。コートの110Kと上質紙70K、書籍72.5Kはいずれも同じ厚み(コピー用紙と同じ厚み)です。
本の用途、どのくらいの期間使われる、保存されるかを考えながら、用紙を選びましょう。
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