同人誌の表紙を絵師に描いてもらう料金、3つの依頼方法とトラブル防止ポイント

同人誌の表紙を絵師さんに描いてもらいたい！と考えている方も多いのではないでしょうか？

同人誌の表紙を依頼するときには、依頼料が必要になります。しかし、どのくらいの依頼料が必要なのかわからず、絵師さんに相談しにくい方もいるかもしれません。

そこで、今回は同人誌の表紙の依頼料の相場、依頼方法をご紹介。ぜひ参考にしてみてくださいね。

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絵師に同人誌の表紙を依頼するときの依頼料相場は？

依頼料を払うといっても、いくら払えばよいかわからない方も多いのではないでしょうか。

作業量にもよりますが、最近では1～3万円程度となっていることが多いようです。それよりも高いこともあれば低いこともあります。

プロのイラストレーターの場合は、さらに価格が高くなる可能性があります。商業用の表紙の場合は10万円以上が相場となっているようなので、そのくらいの価格を想定しておくとよいでしょう。

自分から依頼料を提示する自信がないのであれば、いくらで依頼を受けられるかを尋ねてみるとよいかもしれません。

絵師に同人誌の表紙を依頼する方法とは？

絵師さんに同人誌の表紙を依頼したことがない方は、どうやって依頼すればよいのかわからない方も多いでしょう。
いくつかの方法をご紹介します。

DMやメールで直接依頼する

Twitterやpixivなどで絵師さんを探して、DMやメールで依頼するという方法です。

メリット

DMやメールで依頼する場合は、誰にでも依頼できるというメリットがあります。
のちほど紹介するココナラ・スキマなどは、そもそも利用していない絵師さんも少なくありません。
SNSで見ていて気になっている絵師さんがいれば、DMやメールで相談してみてもよいでしょう。

デメリット

DMやメールで依頼するということは、ココナラやスキマなどに登録していない絵師さんに相談することになるでしょう。
そういった絵師さんは依頼されることを想定していない方もいるので、突然の依頼にびっくりしてしまうこともあります。
DMやメールを送るときには、とにかく丁寧に送るようにしましょう。

ココナラ、スキマなどのプラットフォームで依頼する

ココナラやスキマなど、仕事を依頼したい人と仕事を受けたい人のプラットフォームを活用する方法です。

メリット

ココナラやスキマなどは気軽に依頼できます。
ココナラやスキマなどには仕事を受けたい人しかいないので「知らない人に依頼するのは怖いな…」という方でも、安心して依頼できるでしょう。

そして、はじめから依頼料が提示されているのが大きなメリットです。依頼料で悩む必要もなくなりますし、予算から絵師さんを選ぶこともできます。同人誌の表紙を依頼するのが初めてという方は、ココナラやスキマなどを使うのもおすすめです。

デメリット

ココナラやスキマなどは便利なサービスですが、そもそも利用している絵師さんがTwitterやpixivに比べるとかなり少なくなっています。
また、取引の際に手数料がかかるので、その分依頼料が高くなる可能性もあります。

ランサーズ、クラウドワークスなどのクラウドソーシングで依頼する

ココナラやスキマよりも、よりビジネス色が強くなるのがクラウドソーシングです。

ココナラやスキマなどとの大きな違いは、

• 公募の形で絵師さんを募集
• 一覧から絵師さんを探す

の2つの方法で絵師さんに依頼できるところです。

メリット

クラウドソーシングも、仕事を受けたい人が登録しているサービス。そのため、条件さえ合えば、依頼をすれば受けてくれる可能性が高いサービスです。

デメリット

クラウドソーシングはどちらかといえばビジネス系の絵師さんが多いので、同人誌の表紙の依頼を受けられる人はココナラやスキマよりもさらに少なくなります。

「公募の形で絵師さんを募集する」という方法で絵師さんを探すこともできますが、そのためにはその依頼を公に出さなければいけないので、心理的なハードルは高いかもしれません。

また、クラウドソーシングもスキマやココナラと同様に手数料がかかります。

円滑な取引をするコツ

絵師さんに依頼をするのが初めてという方も多いでしょう。
そこで、スムーズに取引するためのコツをまとめました。

依頼は期限までに余裕をもって

依頼は余裕をもって行いましょう。
短くても、締切1ヶ月前には依頼したいところです。3ヶ月くらい前なら、余裕を持って取引できるでしょう。

また、絵師さんに伝える締切は、実際の締切よりも早い締切にしたほうがよいです。修正の必要がでてくる可能性もありますし、絵師さんの都合で間に合わなくなる可能性もあるからです。

実際の締切の1週間くらい前を伝えておくと安心です。

ある程度イラスト入稿に関する知識を持っておこう

「イラストのデータはすべて絵師さんに用意してもらうから、自分はイラストの知識が全くなくても大丈夫」と思っている方もいるかもしれません。

しかし、全くイラストに関する知識がないと、取引がスムーズにできなくなってしまいます。

• 入稿データ形式
• 解像度
• データサイズ

などの、データに関する基礎知識はあったほうが話を進めやすくなります。

メッセージの返信はスピーディに

取引の際のメッセージは、なるべく早く返すようにしましょう。遅くとも、1日以内に返すと親切です。

返信が遅くなってしまうと、絵師さんからの心象が悪くなってしまうこともあるので注意しましょう。

事前の打ち合わせは入念に

憧れの絵師さんに依頼を受けてもらったからといって「どんなイラストでもOKです！おまかせします！」と依頼するとトラブルのもとになります。

できあがった絵を見て「やっぱりこんな風に……いや、やっぱりこっちはこんな風に……」と修正を重ねると、絵師さんとしてもあまりよい気分はしません。

事前に、どんな表紙を描いてもらいたいのかを伝えるようにしましょう。

• タイトルロゴは必要なのか
• 背景はどのくらい描き込むのか
• どんな構図なのか

……など、細かく伝えたほうがトラブルが起きにくくなります。

絵師さんによっては「細かい背景が必要なら、料金があがります」「タイトルロゴは別料金です」という方もいます。そういった料金の感覚の相違を生まないためにも、絵師さんがイラストに着手する前にしっかりと打ち合わせすることが大切です。

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