ソフトカバーのフォトブックにおすすめの紙と印刷費を解説します

重厚な雰囲気のハードカバーのフォトブックもいいけれど、優しくて柔らかい雰囲気を大切にしたいならソフトカバーですよね。

この記事では、ソフトカバーで作るフォトブックにおすすめの紙や印刷費を紹介します。

ブックホンの冊子印刷
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ソフトカバーとハードカバー

本の表紙は綴じ方によって形状、材質にいろいろなタイプがあります。中でもハードカバーとソフトカバーが代表的な製本です。

表紙を厚みのあるボール紙で綴じる「上製本」という製本方法です。
高級感のある重厚な仕上がりは、格調高い本として本棚で特別な存在感があります。全集やアルバム、記念誌など採用されています。

表紙が本文より一回り大きい仕様で耐久性があり、少々の力では折れたり破れたりせず丈夫な作りで長期間保管する本に適しています。

製本のコストが高額になることと、持ち運びには適さない重さがハードカバーの短所といえます。

ハードカバー（上製本）

ソフトカバー（無線綴じ製本）

ソフトカバーは厚みはあるものの柔らかい紙を表紙にした製本で「並製本」ともいいます。無線綴じなどが並製本になります。
本文と表紙が同じサイズで、教科書や文庫本、コミックス、ビジネス書などがソフトカバーで製本されています。

ソフトカバーはハードカバーと比べると表紙が薄く軽いので、本全体の厚みが抑えられ、軽いのが特徴です。

ハードカバーと比べて持ち運びやすく、本棚で幅をとらずに収まります。
また、本文と表紙が同じ大きさで柔らかいので、ページをめくりやすく読みやすいソフトカバーは、電車やバスなど移動中に読むにも適しています。

温かみと本格的な本としての外観を備えた、柔らかいソフトカバーの表紙はフォトブックにぴったり。

シリーズで毎年、毎シーズンと定期的に作る場合にも「たくさんあるフォトブックを収納しやすい」という点でもソフトカバーはおすすめです。

また、ソフトカバーはハードカバーに比べて製本料金を安く、プライベートで楽しむフォトブックが気軽に作ることができます。

ソフトカバーのフォトブックにおすすめの用紙をまとめました。

ご紹介した紙はどれも、表面をコーティングした塗工紙で発色に優れた、写真やイラストのカラー印刷に適しています。ブックホンではこの他にも、表紙や本文に使う紙を用途や好みに合わせて指定できます。取扱い用紙一覧

紙の種類	厚み	特徴
アートポスト160K	約0.17mm	厚みのあるコート紙光沢ありコート紙の本文と合う
アートポスト200K	約0.22mm	厚みのあるコート紙光沢ありコート紙の本文と合う
マットコート135K	約0.17mm	厚みのあるマットコート紙光沢をおさえた半光沢、微光沢マットコート紙の本文と合う
ニューVマット160K	約0.20mm
マットポスト220K	約0.26mm

華やかさや賑やかさ、楽しさを感じさせるフォトブックにしたいなら発色の鮮やかなコート紙やアートポスト、落ち着きや癒し、上質な雰囲気を大切にしたいならマットポストやマットコート紙がおすすめです。

ソフトカバーで印刷製本するフォトブックをネット印刷で注文すると、料金がどれくらいになるかブックホンを例に見てみましょう。

A5サイズの無線綴じ製本で、マットコート紙にフルカラー印刷する仕様はフォトブックにも選ばれる組み合わせです。

サイズA5	納期	5冊	10冊	50冊
18ページ	超ゆったりコース(10営業日)	6,328	6,992	12,557
	ゆったりコース(7営業日)	7,192	7,946	14,269
	標準コース(5営業日)	8,630	9,536	17,122
	特急コース(3営業日)	10,067	10,890	19,976