同人誌のオフセット印刷は何部から安い？オンデマンド印刷との違いも解説

投稿日：2022.07.02 / 最終更新日：2022/07/03 カテゴリ：同人誌印刷タグ: オフセット印刷 , 同人誌の印刷費 , 同人誌印刷所

同人誌の印刷方法は、オフセット印刷とオンデマンド印刷があります。
オフセット印刷は大部数のときにお得とされる印刷方法ですが、具体的に何部から安いのでしょうか。

今回は、同人誌のオフセット印刷についてご紹介。オフセット印刷の特徴や印刷費についてまとめました。ぜひ参考にしてください。

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同人誌印刷のオフセットとオンデマンドの違いとは？

「大部数のときにお得」というイメージのオフセットですが、そもそもどのような印刷方法なのでしょうか。オンデマンドとあわせて解説していきます。

オフセット印刷とは、はじめに版を作って印刷する方法のこと。一般書籍にも使われている、ポピュラーな印刷方法です。

特徴としては、高精度の印刷ができるという点があげられます。色の再現度が高く、文字のにじみも少ないので、高品質な仕上がりです。ただし、印刷に時間がかかってしまうのが難点。価格面では、大部数の場合に1部あたりのコストを抑えることができます。

オンデマンド印刷とは、版を使わずにシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色のトナーを使って行う印刷方法のこと。精度の違いはありますが、一般家庭のプリンターと同様の仕組みです。

特徴としては、少部数のときに1部あたりのコストを抑えられます。また、版を作らないため短納期での印刷が可能です。

オフセットと比べると、印刷の精度が下がってしまうのが難点といえます。黒インクがテカったり、色ムラが発生したりすることも。ただ、最近はオンデマンド印刷機の性能も上がっており、オフセットと遜色ないクオリティで印刷できるようになってきています。

ここまで紹介したオフセット印刷とオンデマンド印刷の特徴を、表にして比較していきましょう。

	印刷費	納期	印刷品質
オフセット	大部数のときにお得	長い	精度が高い
オンデマンド	少部数のときにお得	短い	テカリ、色ムラなどが発生することがある

オフセットとオンデマンド、それぞれメリット・デメリットがあるので、どちらが向いているのか、よく比較検討して決めてくださいね。

オフセットは大部数になるとお得、という解説をしましたが、そもそも大部数とは具体的に何部のことを指すのでしょうか。

オフセットとオンデマンドの印刷費を比べてみると、100～150部あたりでオフセットの印刷費をオンデマンドの印刷費が抜いています。つまり、100部以上印刷する場合は、オフセットにしたほうがお得かもしれません。

ただ、仕様によって印刷費は変わります。

ブックホンの見積りなら、オフセット印刷とオンデマンド印刷の印刷費を比較できるようになっているので、実際に見積りをとって比較してみるのがおすすめです。

ブックホンお見積り＆ご注文画面。オフセット印刷とオンデマンド印刷の印刷費比較がわかりやすい！

オフセットの印刷費がどのくらいになるのか、例をあげてご紹介します。ここでは、ブックホンの印刷費を例としてあげていきますので、参考にしてみてください。

サイズA5	納期	150冊	200冊	250冊
24ページ	超ゆったりコース(10営業日)	21,076	26,919	32,764
	ゆったりコース(7営業日)	23,949	30,591	37,231
	標準コース(5営業日)	28,740	36,708	44,678
	特急コース(3営業日)	33,530	42,827	52,122
36ページ	超ゆったりコース(10営業日)	24,935	31,682	39,443
	ゆったりコース(7営業日)	28,335	36,002	44,821
	標準コース(5営業日)	34,001	43,204	53,786
	特急コース(3営業日)	39,669	50,404	62,748
48ページ	超ゆったりコース(10営業日)	28,794	37,457	45,109
	ゆったりコース(7営業日)	32,720	42,565	51,260
	標準コース(5営業日)	39,263	51,079	61,512
	特急コース(3営業日)	45,807	59,590	71,764