同人誌の発行日はいつ?奥付の発行日の書き方
奥付を作成しているときに「あれ? 発行日はいつにすればいいんだろう?」と迷ったことはありませんか?
書籍を参考にしようとしても、いまいちルールがわからず、結局正しい発行日がわからないということもあるでしょう。
そこで、今回は同人誌の発行日について解説します。発行日について困っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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目次
同人誌の奥付に「発行日」が必要な理由
そもそも、なぜ奥付には発行日を書くのでしょうか。
主な理由は二つあります。それぞれ解説していきましょう。
トラブルがあったときに自分を守れるから
発行日を書くことで、トラブルが起きたときの対策になります。
たとえば、いわゆるパクリの被害にあったとします。その際に、相手側が「こちらが先に描いたから、パクられたのはこちらだ」とウソの主張してくる可能性がないとはいえません。
そんなときに発行日さえ記載していれば、どちらが先に発行された同人誌なのかを証明できます。
同人誌の整理に役立つから
「〇年から△年の間に制作した同人誌を、総集編としてまとめたい」
「同人誌を発行日順に並べたい」
このような、同人誌を整理したいというときにも発行日は役に立ちます。
作者側にとっても、読者側にとっても、発行日はあったほうがよいといえるでしょう。
本の発行日はいつ?
同人誌の発行日をいつにすればよいのか迷っている方の中には、書店で売っている本の発行日を参考にして、かえって混乱してしまっている方もいるかもしれません。
書店で売っている本にも、発行日は記載されています。しかし、その発行日は発売日とは限りませんよね。発売日とは全く関係ない日が、発行日として記載されていることがあります。
そのため「発行日ってなんだろう?」と思うかもしれません。
そもそも発行日とは、その名のとおり本が発行された日のことです。
しかし、当然ながら本が発行されるのは、発売日よりも前の日ですよね。
……となれば、発行日に記載されている日付は、発売日よりも前の日になるはず。しかし、実際に本を見てみると、発行日よりも先の日が記載されていることがほとんどです。
それはなぜかというと、発行日に記載する日に明確な決まりがないためです。そのため、
- 本の鮮度をアピールするために、先の日を記載しておこう
- 地域差によって、本が店頭に並ぶ日がズレたときのことを考慮して「全国で購入できるようになっているであろう日(つまり、発売日から1~2週間先)」を発行日にしておこう
などの事情により、先の日を発行日にすることが多いようです。
簡単に言えば、発行日は出版社が自由に決められるということですね。
同人誌の発行日はいつにすればいい?
発行日に明確な決まりがない以上、同人誌の発行日もいつでもOKです。
ただ、実際の発行日とズレがありすぎても意味がないので「イベントや通販で頒布を開始した日」を発行日にするのがベターではないでしょうか。
ほかにも、
- 印刷所にデータを入稿した日
- 直近に何かの記念日があれば、その記念日
などが考えられますが、自分にとってわかりやすい日にするのがよいと思います。
同人誌の奥付の発行日の書き方
最後に、同人誌の奥付の発行日の書き方を紹介します。
こちらもはっきりとルールが決まっているわけではありません。あくまで一例なので、参考として見てください。
手持ちの小説や漫画などを参考にしてもよいでしょう。
初版の場合
初版の場合は、
令和1年1月1日 初版第1刷発行
といった書き方でよいでしょう。
増刷の場合
増刷の場合は、
令和1年1月1日 初版第1刷発行
令和1年3月1日 第2刷発行
このように、初版と増刷の日を並べて記載します。
「アレ? 2版じゃないの?」と思った方もいるかもしれません。
実は、厳密には版と刷は異なります。
詳しい違いについては増刷、重版、改訂の違いとは? 追加で印刷したいときの素朴な疑問で解説しているのでチェックしてみてください。
簡単な書き分けを解説すると、
- 前回と全く同じ内容で印刷するとき → 刷の数字を変更(例:令和1年3月1日 初版第2刷発行)
- 前回の内容に修正を加えて印刷するとき → 版の数字を変更(例:令和1年3月1日 第2版 第1刷発行)
ということです。
ともかく、増刷の際のポイントは「初版の発行日もあわせて記載すること」。版と刷の違いがわからない場合は、なんとなくで書いてしまってもよいでしょう。
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