ブックレットの印刷 プリンターとネット印刷の違いは？どちらがおすすめ？

家庭用や会社のプリンターに「ブックレット」という設定項目があります。
イベントや社内で冊子を作る際、「ネット印刷じゃなくても、プリンターを使えば自作で出来るかも？」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。

プリンターを使ったブックレット印刷って簡単にできるのでしょうか？ネット印刷とはどう違うの？そんな疑問にお答えします。

ブックホンの冊子印刷
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プリンターのブックレット印刷　できること、できないこと

プリンターの「ブックレット印刷の設定」を使うと、プリンターに送信したデータが指定通りに面付け・印刷されます。最後にホチキスで留めれば冊子（ブックレット）の完成です。
個人や趣味の仲間との共有するために、簡易的に作るなら十分でしょう。

けれど、家庭や会社にあるプリンターの「ブックレット印刷」にはデメリット、限界もあります。

• 中綴じ・平綴じはできるけれど無線綴じはむずかしい
• 小口（ページの外側）がきれいに揃わないことがある
• ページ数が多い冊子は対応できない

ホチキス留めで完成する中綴じや平綴じならプリンターでも製本できますが、表紙になる紙で本文全体をくるみ、背表紙を糊付けする無線綴じはプリンターと手作業で製本するには難易度が高くなります。

また、中綴じは重ねた紙を折る製本で、表紙側と本文の真ん中側では小口側にズレが生じます。少ないページ数ならプリンターでブックレット印刷ができても、ページが増えると対応できない問題もあります。

ネット印刷で注文すれば、正確な仕上がりでイメージ通りのブックレットに

ネット印刷では、大型の業務用印刷機、製本設備を使用しています。
印刷と製本を分けて、それぞれ専門の技術者が、印刷機や製本機で精密な作業を行います。

ブックレット（冊子）は、仕上がりサイズより大きい紙に印刷し、最後に仕上がりサイズになるよう裁断するため、小口側はもちろん、天地もきれいにサイズが揃います。
書店に並ぶ本のようにどの位置から見てもきれいに整えられた状態で完成します。

また、家庭用や会社にあるプリンターよりも格段に高性能の設備で印刷するため、細い線や細かい模様がきれいに印刷され、カラー印刷も原画に忠実に表現できます。
好みの質感の紙に印刷したり、ページごとにカラー印刷とモノクロ印刷を分けたり、装丁に扉や見返し、PP加工を追加したりとこだわった製本も可能です。

ネット印刷はプリンターよりも費用がかかりますが、その分「印刷も製本もクオリティの高いブックレット（冊子）」を作ることができます。

特にブックレットを販売したり、教材のように長期間繰り返し使う冊子、PRや店頭で配布するブックレットはは、美しい仕上がりで耐久性もあるネット印刷がより良い選択といえるでしょう。

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