「頒布」の意味とは?同人誌は頒布と販売どちらを使えばいい?
同人活動を行っていると、「同人誌を頒布する」という言葉を聞く機会がありますよね。
一般的に、有料のモノのやりとりをするときには「販売」という言葉を使いますが、なぜ同人誌は「頒布」を使うのでしょうか。
今回は、同人誌のやりとりにおいて何故「頒布」を使うのか、「頒布」と「販売」との違いや使い分けを解説していきます。
「頒布」の意味が気になっていた方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
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目次
頒布(はんぷ)の意味とは?
頒布(はんぷ)のもつ言葉の意味は、「品物や資料などを広く配ること」とされています。
「配る」ので「売る」とは異なるわけですね。
「頒布」と「販売」の違いとは?
頒布と混同されることのある「販売」ですが、「頒布」とは何が違うのでしょうか。
意味の違いを簡単にまとめると、以下のようになります。
- 頒布:無料or有料で配ること
- 販売:有料で売ること
上記を見てわかるように、頒布には「無料で配られるもの」も含まれています。そのため、無料なら「頒布」、有料なら「販売」のように使い分けられることが多いようです。
同人誌は「頒布」と「販売」のどっちを使う?
さて、同人誌は「頒布物」と呼ばれることがあります。「頒布するもの」とされているんですね。
しかし、同人誌は有料で購入することが多いですよね。「販売する」とは言わないのでしょうか。
同人誌に対して、「頒布」と言うのか「販売」と言うのか。明確なルールはありませんが、同人誌を扱う人の多くは、同人誌を「頒布物」という認識を持っており、「同人誌は頒布するもの」としています。
ちなみに、日本最大級の同人誌即売会イベントであるコミックマーケットのカタログでも、同人誌は「頒布物」と記載されており、「作品が頒布されている」という言葉も使っています。
ただ、絶対のルールというわけではないので、「販売」という言葉を使ったから誤りというわけではありません。
同人誌はなぜ「頒布」なの?3つの説
同人誌は有料で売られているものが多いにもかかわらず、なぜ「頒布」を使うのでしょうか。
いくつかの説があるので、見ていきましょう。
同人活動は「お客様」と「販売者」ではないから
販売という行為は、販売者とお客様がいて成り立つものです。しかし、同人誌即売会の参加者に、販売者とお客様はいません。
同人誌を購入するために即売会に参加した人も、サークルとして参加した人も、等しく「参加者」という扱いになります。
そのため、同人誌は「頒布」という言葉を使っているという説があります。
同人活動は「儲けるもの」ではなく「ファン活動」だから
今でこそ同人活動は規模が大きくなり、ビジネスとして行っている人もいますが、もともとは同人活動というものは「ファン活動」でした。
ファン活動というと二次創作のイメージがあるかもしれませんが、文学が好き、漫画が好き、創作が好き……など広い意味でのファン活動と考えてみてください。
市場に流通している本とは異なる、同人誌のそのような立ち位置から、同人誌は「儲けるためのもの」ではなく「ファン活動のためのもの」とされています。
そのため、稼ぐという意味合いのある「販売」よりも、広く配るという意味合いのある「頒布」のほうが好まれるのかもしれませんね。
同人誌のなかには無料のものもあるから
「販売」は有料でものを売るという意味を持つ言葉です。
しかし、同人誌即売会では無料のものも見られます。小冊子であったり、おまけのグッズであったり、同人活動で取引されるものは必ずしも有料とは限らないのです。
そのため、有料のものと無料のもの、ひとまとめにして表すことのできる「頒布」が公式でも使われているという説があります。
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