A5サイズの同人小説｜1ページの文字数はどれくらいがいい？

A5サイズの同人小説を作ろうとしている方は、文章のレイアウトに悩むことがあるかもしれません。

「1ページあたりどのくらいの文字数にすればよいのかわからない」という方もいるでしょう。
そこで今回は、A5サイズの同人小説を作るときの、1ページあたりの文字数について解説していきます。

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A5サイズの同人小説のレイアウトは「2段組」がおすすめ

同人小説を作るときに悩みがちなレイアウトですが、A5サイズは2段組がおすすめです。

それというのも、A5サイズで1段組にすると少々読みにくくなってしまうため。
1段組の場合は1行あたりが長くなるので、目を動かす距離が長くなります。その動きを連続して行うと、目が疲れてしまうのです。

そのため、A5サイズで同人小説を作るなら2段組にしてみてください。1段組で作りたい方は、文庫サイズ（A6）や新書サイズなどのコンパクトなサイズで作ることをおすすめします。

対応サイズと用紙

A5サイズの同人小説の1ページあたりの文字数は？

A5サイズで同人小説を作るときには、1ページあたりの文字数はどのくらいが適切なのでしょうか。
決まったルールありませんが、900～1200字くらいにすると読みやすくなります。

2パターンのレイアウトを実際に作ってみたので、見ていきましょう。

950字（2段組み）

25字×19行の950字くらいのレイアウトにするとこのようになります。

詰め込みすぎでもなく、スカスカでもない丁度いいレイアウトではないでしょうか。

このレイアウトをベースに、文字数を増やしたり減らしたり調節してみるとよいかと思います。

1300字前後（2段組み）

29字×23行の約1300字のレイアウトだとこのようになります。

詰め込みすぎまではいかなくても、若干詰まったような印象はあります。人によっては読みにくいと感じるかもしれません。

「ページ数を減らしたい」「あえて文字数を増やして堅い雰囲気を出したい」といった理由がない場合は、1300字よりは減らしたほうがよいかもしれません。

A5サイズ同人小説の文字数を決める2つのポイント

文字数は作者の自由ですが、自由ゆえにどのように決めればよいかわからなくなってしまいますよね。
そこで、A5サイズ同人小説を作るときの文字数を決めるポイントをご紹介します。

読みやすいレイアウトで作れるようにしよう

読みやすいレイアウトにしたほうが、手にとってもらいやすくなります。(同人誌即売会で小説の中身をパラパラとチェックしている方は、レイアウトをチェックしているということもあるらしいですね！)

そのため、できる限り読みやすいレイアウトで作りましょう。
読みやすいレイアウトにするコツは以下のとおり。

• 文字を詰め込みすぎず、スカスカにしすぎない
• 読みやすいフォントで作る
• 適切な余白を作る

文字の詰め込みすぎ・スカスカすぎについては先ほども簡単に解説しました。950字前後で作ると、丁度よい感じになるでしょう。

また、フォントも大切です。
小説の場合は、明朝体がおすすめ。ゴシック体などのスマートなフォントは、同人誌だとかえって読みにくくなるかもしれません。

そして特に重要なのが余白です。
左右上下の余白が少ないと、読みにくい小説になってしまいます。余白については、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてくださいね。

同人誌の余白は何mm？A5,文庫,新書で最適な設定は？

【同人小説のレイアウト】余白や文字数、1段組と2段組どっちがいい？A5、A6、新書

【Word】余白の設定方法｜読みやすく洗練された紙面は「余白が多め」が基本！

ページ数を増やすと印刷費が上がる

文字数を考えるときに念頭にいれておきたいのが、ページ数を増やすと印刷費が高くなるということ。
もちろん読みやすさも大切ですが、予算オーバーになってしまっては同人活動を続けるのが苦しくなってしまいます。

「1ページあたりの文字数を減らす=ページ数が増える」ということになるので、この点も考えながら文字数を決めると良いでしょう。

冊子印刷お見積り＆ご注文で最終的なページ数とその印刷費を確認しながら、文字数を調節してみてください。

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