同人誌の早割入稿とは？早割入稿を成功させる4つのコツ

同人誌を安く作るなら「早割入稿」をしたいところ。多くの印刷所では早割の締切が設けられています。

今回は、そんな早割入稿について解説。早割入稿を成功させるためのポイントもご紹介します。ぜひ、参考にしてみてください。

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早割入稿とは？

早割入稿とは、早く入稿することで受けられる割引サービスのこと。

多くの印刷所では通常の締切が設けられており、さらに通常の締切よりも早い「早割の締切」と、通常の締切よりも遅い「割増の締切」があります。

早割の締切までに入稿すれば割引を受けられて、割増の締切に入稿すれば印刷費が高くなるという仕組みですね。

印刷費を抑えたいと考えている方は、早割入稿を目指すとよいでしょう。なお、早割入稿は印刷所によって名称や割引率が異なります。

極道入稿とは？早割入稿の対義語？

早割入稿の対義語は割増入稿かと思いますが、よりギリギリの入稿を指す言葉が「極道入稿」です。

極道入稿は締切を過ぎてから、印刷所に頼み込んで入稿すること。印刷所にも迷惑がかかりますし、作者側のデメリットも大きいのでやめておきましょう。

作者側のデメリットというのは……

• 印刷料金が上がる可能性が高い
• 印刷ミスがあっても文句はいえない
• 部数制限があることも
• 不備があっても修正はできない
• そもそも極道入稿を受け付けてもらえないことも多い

などなど。

極道入稿をせざるを得ない…！といった場合は、まだ印刷を受け付けている印刷所に変更したり、同人誌の仕様を変更して(オプションを外す等)締切を延ばしたりなどの回避策をとったほうがよいでしょう。

早割入稿をする4つのコツ

きっと誰しもが早割入稿をして、お得に安く印刷したいと思っているのではないでしょうか。
早割入稿をするコツを見ていきましょう。

①余裕のあるスケジュールを作ろう

早割入稿をするなら、余裕のあるスケジュールをたてることが大切です。
ポイントは、「自分が想定している余裕のあるスケジュール」よりも、さらに余裕のあるスケジュールを作ることです。

たとえば、普段は1日あたり1ページ作成できるくらいのスピードであれば、1日あたり2分の1ページ作成する計算でスケジュールをたてるといった、余裕のあるスケジュールを作りましょう。

途中で作り直したくなったり、休みをとりたくなったり、体調を崩したり…ということを想定して、余裕すぎるくらいのスケジュールを作っておいたほうが安全です。

②体調管理をしっかりと

体調を崩してしまうと一気にスケジュールが遅れるので、体調管理をしっかりと行いましょう。

原稿を作成しているときには無理をしてしまいがちですが、睡眠時間をしっかりと確保して、栄養バランスのよい食事をとることが大切です。

コーヒーや栄養ドリンクの飲み過ぎにも注意しましょう。

③同人誌のページ数の調節をする

作りたい内容によって同人誌のページ数は変わってくるかと思いますが、長編を連続して作っていると負担が大きくなってしまうことも。

同人誌制作は趣味とはいえ、体力や時間を削っているのは事実。休みなしに続けていると、息切れしてしまうかもしれません。

たとえば、年に3冊同人誌を作るとしたら、40ページ→20ページ→40ページ、など、毎回長編を作るのではなく、薄い同人誌を挟んでみるのも方法のひとつです。

④複数の印刷所をチェックしておく

「印刷所にこだわりがある」というわけではないのなら、複数の印刷所をチェックしておくのがおすすめ。

「A印刷所の締切が終わっても、B印刷所の締切は余裕がある」「C印刷所の早割の印刷費と、D印刷所の通常締切の印刷費がそんなに変わらない」、ということは珍しくありません。

それぞれの印刷所の印刷費と締切を調べておいて、第3候補くらいまでリストアップしておくと心の余裕が生まれるでしょう。

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