同人誌で背幅を作れるのは何mmから?厚い本、薄い本をきれいに作るコツ【無線綴じの背表紙】
同人誌を作る際に知っておきたいのが「背幅」。
背表紙にあたる部分の幅のことですね。
同人誌のデザインを考えるときには、背幅を正確に把握していなければいけません。そのため、同人誌を作成するにあたって、背幅は大切な要素といえます。
今回は、同人誌の背幅について解説していきます。ぜひ、参考にしてみてください。
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目次
背幅を作るには何mm必要?
背幅がある本は高級感を感じられ、美しく見えますよね。そんな背幅を作るには、何mmの厚さが必要になるのでしょうか。
背幅を作るなら、最低でも2mm以上、文字を入れるなら3mmはほしいところです。
2mm以下でも製本はできますが、背幅がなくなる可能性があります。
※上画像の印刷製本について、作例紹介で詳しくご覧いただけます。
背幅の測り方は?
同人誌を作成する際には、背幅をなるべく正確に測る必要があります。
背幅を把握していないと、表紙やカバーの入稿データが作れないためです。
「作る前から背幅なんてわからない」と思う方もいるかもしれません。しかし、ほとんどの印刷所が、見積りを作成した時点で背幅を計算してくれるのでご安心ください。
ブックホンの見積り&ご注文ページでも、本の仕様を入力すると背幅が表示されるようになっています。
▶ ブックホンで見積りを作ってみる
紙の薄さ、厚さは「K」をチェック!
ちなみに、背幅は、ページ数だけでなく選択した表紙用紙や本文用紙によっても変わります。
用紙には「〇K」といった数値が付いていますが、「K」とは規定サイズで用紙を1000枚重ねたときの重さを表しています。簡単にいうと、Kの数値が大きいほど厚い用紙ということですね。
例えば、上質紙70K(約0.1m)と上質紙90K(約0.13mm)なら、上質紙90Kの方が厚みがあります。
注意する点は、違う種類の紙だと、同じKの数値でも、厚みが違います。上質紙90Kは約0.13mm、コート紙90Kは約0.08mmとかなり違うのです。
そのため、たとえば「薄い用紙を使いたい」ということであれば、Kの数値が小さい用紙を選択しましょう。
背幅が薄い同人誌を作るときのポイント
背幅が薄い同人誌を作るときには、背幅は凝ったデザインにしないことをおすすめします。
文字を入れる場合は、最低でも背幅3mmはあったほうがよいでしょう。
背幅が狭い背表紙に文字をいれると、文字が表紙にはみ出てしまうこともあります。
※上画像の印刷製本について、作例紹介で詳しくご覧いただけます。
背幅が厚い同人誌を作るときの3つのポイント
背幅が厚い同人誌を作るときにも、いくつかのポイントがあります。
見栄えのよい同人誌にするためにも、これから紹介するポイントを意識してみてください。
本文用紙は「薄め」がおすすめ
背幅が広くなる、つまりページ数が多くなる場合は、本文用紙は薄めのものを選ぶのがおすすめです。
ページ数が多い本の本文用紙が厚いと、本に重さが出てしまったり、しっかりとしすぎてめくりにくくなってしまったりします。
分厚い本を作る場合は、上質紙なら55~90K、書籍用紙なら55~90K程度の厚さの用紙を本文に選んでみてください。
分厚くなるほど背幅がズレる可能性あり
背幅は、同人誌の制作前に数字として算出しますが、同人誌が厚くなるほど計算上の数字と実際の数字がズレる可能性がでてきます。
上質紙や書籍用紙はズレにくい傾向にはありますが、万が一ズレたときのために、ズレが目立ちにくい背表紙のデザインにするのがおすすめです。
ズレにくい背表紙デザインのポイントは、
- 表1~背表紙~表4がつながっている
- 文字をいれるときには、背表紙内に余裕を持って収める
- 表1や表4のデザインが、背表紙から離れている
などです。
表1・表4・背表紙が、それぞれきっちり独立したデザインだと、ズレたときにズレが目立ってしまいます。
ノドにしっかりと余白を作ろう
分厚い本を作るときには、本文のレイアウトにも注意が必要です。
分厚い本は、ノド(本のとりしろ部分)が見えにくくなります。そのため、ノドに本文の内容がかからないように、ノドにしっかりと余白を作るのが大切です。
できればノド側に20mm程度の余白をとりましょう。
余白については、以下のコラムでも解説しています。あわせて参考にしてみてください。
▶ ノドと小口の余白は何mm?無線綴じ&中綴じ【冊子印刷の入稿データ作成】
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