フォトブックの写真サイズや解像度、画素数、スマートフォンの画像や小さい画像はOK？

フォトブック作りで絶対避けたいのが「画素数の低い写真を使ってしまったため、粗い写真のフォトブックになってしまった…」という失敗です。

きれいな写真のフォトブックを作るためには、どのくらいのサイズや画素数の写真が必要なのか、スマートフォンで撮った画像は使えるのか、などを詳しく説明します。

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きれいな写真、画像のフォトブックを作るなら解像度300dpi以上

100部以下のフォトブックの場合、オンデマンド印刷で刷るのが一般的ですが、オンデマンド印刷で「きれいに印刷できる」とされている解像度は300dpi以上。理想は300～350dpiです。
（印刷会社によって推奨解像度が設定されています）

300dpiとは1インチ（約2.54cm）内に300個のドットがある画像ということ。

この数値が大きくなると「解像度が高い画像」となり、細かい部分まで詳細に表現されるため、きれいに印刷できます。

一方、数値の小さい画像はドットが少ないので、解像度が低い、粗い画像になってしまいます。

それなら300dpiよりもっと大きな数値のほうがいいのでは？と思うかもしれませんが、一般のフォトブックで選ばれるA4以下のサイズでは、解像度300～350dpiあれば十分です。

これより解像度が高い画像を使っても300～350dpiの画像と同じ表現になり、違いはありません。
対して、駅に掲示される巨大ポスターのような大きな印刷物は、高い解像度の写真が必要になります。

スマートフォンで撮影した写真はフォトブックに使える？

スマートフォンで撮影した写真の画素数はどのくらいあって、そのままフォトブックにも使えるのでしょうか？

最近のスマートフォンのカメラは1,200万画素が一般的です。
この画素とはピクセルのこと。

つまり1,200万画素なら1,200万ピクセル、フォトブックの写真に使うには申し分ありません。
ただし、小さくトリミングした画像を拡大して引き延ばすと、画素数もそれに合わせて小さくなる（粗くなる）ので注意が必要です。

小さい画像を使ってフォトブックを作りたいときは…

必要な部分をトリミングすると、どうしても小さい画像になってしまうという時は、フォトブック自体をミニサイズにするという手があります。

例えばA4（210×297 mm）のフォトブックに小さい画像が掲載されていると、紙面に対して小さい写真の印象になりますが、文庫本サイズ（A6、105×148mm）のフォトブックなら、小さい画像でも自然です。

ブックホンではA6やB6のように規定のサイズだけでなく、好きな大きさにサイズを指定するカスタムサイズでの注文も可能です。

小さい写真をまとめた豆本のフォトブックも面白そうですね！

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