フリーペーパーの印刷費、ページ数と部数別の目安を教えます
フリーペーパーを作りたいものの「印刷費がどのくらいかかるか分からない」「原稿のデータは制作できるけれど、その先の印刷はどうしたらいいのだろう?」と悩んでいる人が多いのではないでしょうか。
フリーペーパーを印刷する際、知っておきたい紙や綴じ方といった印刷の基本的なこと、印刷料金の目安についてお伝えします。
【ブックホン】 フリーペーパーの印刷製本 オススメ仕様・価格例
目次
フリーペーパーの製本方法を決める
フリーペーパーやパンフレット、カタログなど冊子の印刷をネット印刷や印刷会社に注文するときは、製本方法や紙、ページ数や部数など仕様を指定します。
冊子の内容やイメージ、ページ数、読者が持ち運んだり、読む場所を考えながら、フリーペーパーの仕上がりを決めていきましょう。
まずは、製本方法です。
フリーペーパーの綴じ方、製本方法にはいくつかの種類があります。
中綴じ | 雑誌のように中央を針金(ホチキス)で綴じる。 |
無線綴じ | 表紙で本文の束をくるんで綴じる。背表紙ができる。 |
スクラム製本 | 新聞のように紙を重ねて折る。 |
チラシ、フライヤー | 用紙1枚の表だけ、または裏表両面を印刷する。 |
フリーペーパーは「中綴じ」がポピュラーな製本方法 ページ数が多いなら「無線綴じ」
中綴じ、無線綴じともに、冊子の紙すべてがホチキスか製本糊で綴じられ、バラバラになりにくく、しっかりとした持ち応えは手にとった読者、ユーザーが自然と大切に扱いたくなる感覚を持つことでしょう。
フリーペーパーには「中綴じ」製本はよく選ばれています。中綴じならではのメリットは主に次の3つです。
- 軽量な仕上がりで持ち運びに便利
- 印刷費が安くなる製本方法
- 見開きが180度開いてビジュアルを印象的にレイアウトできる
中綴じにはルールがあり、総ページ数が4の倍数となります。
8ページ、16ページ、20ページなど、全体が何ページになるかを考えながら紙面をデザインします。
ブックホンの中綴じは4~40ページまで対応しています。
ある程度ページ数があるフリーペーパーなら、背表紙がある無線綴じ製本がおすすめです。丈夫で本格的な冊子に仕上がります。
無線綴じの原稿データは、偶数であればページ数は自由です。(ブックホンは本文6~800ページまで)
フリーペーパー制作の初心者なら、無線綴じのデータ作成をかんたんに進められるでしょう。
フルカラーにする?モノクロにする?
印刷費が安いのはモノクロ印刷ですが、フリーペーパーはカラー印刷の方が見栄えがするデザインが多いと思います。
「次のページをめくるのが楽しくなるデザイン」「表現の幅が広がる」のは、やはりカラーです。写真やイラストの多いフリーペーパーなら、カラー印刷がおすすめです。
コンセプトや世界観に合わせたモノクロ印刷での表現が、読者へのインパクトを高めることもあります。例えば、白黒やグレースケールでデザインしたページや文字中心のページをモノクロ印刷、写真のページをカラー印刷で指定する「本文のカラー・モノクロ混在印刷」を使うと、印刷コストを抑えて、メリハリのある紙面をデザインできます。
フリーペーパーの印刷費用はどのくらい?
それでは、フリーペーパーの印刷をネット印刷に注文したらいくらになるのか、実際の価格を見てみましょう。
パターン1 中綴じ+フルカラー
オーソドックスな、中綴じ製本でフルカラー印刷をしたフリーペーパーの印刷価格です。
カラーの発色の良好な塗工紙を用紙に選びました。今回はツヤをおさえたマットコート紙です。
例えば、A5サイズのフリーペーパーを中綴じ12ページでカラー印刷にした場合、100冊で1冊あたり143.5円、合計14,351円(税込、送料無料)です。
※2020年6月現在の通常価格
- A5サイズ
- 中綴じ
- 表紙 マットコート紙90K、カラー
- 本文 マットコート紙90K、カラー
- オンデマンド印刷
*キャンペーン期間中は割引価格を表示しております。
※ブックホンの印刷製本価格です。(10%割引になるPDFデータで入稿した場合。)
パターン2 無線綴じ+横型+本文モノクロ・カラー混在印刷
次に、無線綴じで作ったフリーペーパーの印刷価格です。
ビジュアルやデザインをダイナミックにレイアウトできて、作品や商品をおしゃれにデザインできる横長のサイズに指定しています。本文はモノクロページとカラーページを指定して、フルカラー印刷よりも大幅に安い印刷費にできました。
例えば、A5横サイズの無線綴じフリーペーパー50ページのうち10ページをカラー印刷にした場合、100冊で1冊あたり345.6円、合計34,558円(税込、送料無料)です。※2020年6月現在の通常価格
- A5横サイズ
- 無線綴じ
- 表紙 ニューVマット160K、カラー
- 本文 マットコート紙90K、50ページ(モノクロ40ページ、カラー10ページ)、100ページ(モノクロ60ページ、カラー40ページ)
- オンデマンド印刷
*キャンペーン期間中は割引価格を表示しております。
※ブックホンの印刷製本価格です。(納期は超ゆったりコース(10営業日)、10%割引になるPDFデータで入稿した場合。)
サイズやページ数、カラー・モノクロの割合に寄っても印刷価格は変わりますが、部数が多くなるほど1冊当たりの単価は安くなります。また、全ページをカラー印刷にすると予算オーバーしてしまう場合は、「本文モノクロ・カラー混在印刷」を使うと単価を抑えられます。
フリーペーパーの印刷費に具体的なイメージができたでしょうか。
まずは、必要な部数を割り出し、紙面の構成を考えるところから始めてみましょう。
かんたん!無料お見積り&ご注文から「このページ数ならいくら?」「部数を増やしたら?」「この紙を使った場合は?」と様々な仕様を入力して印刷価格をチェックできます。部数は、1冊から1冊単位で指定できます。
ブックホンの取り扱い用紙(特徴、厚さ(mm)、カラーサンプル)
納期、出荷について
3営業日から10営業日まで4つの納期コースがあります。納期が長いほど、印刷製本価格がお安くなります。
「予算におさまるよう仕様を決めたい」
「用途にあった紙や、印刷方法を教えてほしい」
冊子印刷のご質問やお悩みを、何でもお気軽にご相談ください。
もっときれいに、もっとリーズナブルに。冊子印刷のプロがご提案、アドバイスいたします。
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