カラーの冊子印刷を安くする2つの方法｜モノクロとの上手な使い分けと紙の選び方

「冊子印刷の料金をできるだけ安く抑えたい」
「印刷料金をできるだけ安くする方法を知りたい」

という人は多いですよね。中でも、印刷価格が高くなるカラー印刷の冊子は印刷費でコスト削減できるかどうかが重要なポイントです。

印刷料金を安くする方法はいくつかありますが、今回はカラー印刷に効果的な方法を2つお伝えします。
モノクロ印刷との上手な使い分け、用紙選びの工夫で印刷料金をおさえる具体的な方法です。

関連記事 ： 冊子印刷を安くする3つの方法を実際の価格でシミュレーション（納期、入稿方法、ページ指定）

ブックホンの冊子印刷
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カラー印刷は高い、モノクロ印刷は安い

ネット印刷でもコンビニエンスストアのコピーでも、カラーの料金はモノクロに比べて高いです。

モノクロ印刷の方が印刷料金は抑えられるのですが、写真やイラストはカラー印刷したい、カラー印刷でないと伝わりにくい図や表がある、という印刷物は多くあります。
カラー印刷が理想だけど、予算の都合上、妥協してモノクロ印刷にするしかないかも・・・と検討するケースもあるでしょう。

しかし、印刷の条件に妥協せずとも、可能なかぎり安い料金でカラー印刷ができる方法があります。
モノクロ印刷との上手な使い分け方、紙選びについてそれぞれ説明します。

カラー印刷できるだけ安くする方法その①　「カラー・モノクロ混在印刷」で注文する

「カラー・モノクロ混在印刷」で予算を上手に節約（左ページはカラー料金、右ページはモノクロ料金）

冊子印刷の本文で、カラーで印刷したいページとモノクロで印刷できるページと両方あるなら、指定したページだけをカラー印刷する「カラー・モノクロ混在印刷」を選択して注文すれば、印刷料金を安く抑えることができます。

カラー・モノクロ混在印刷の指定は、カラー印刷1ページから可能です。
「5ページ目と8ページ～16ページ、32ページ目をカラー印刷、あとはモノクロ印刷」といった1ページ単位での細かい指定もできます。

カラー印刷したいページだけを指定することで、より見やすく伝わりやすい冊子をコストをおさえた料金で印刷できるのです。

「カラー・モノクロ混在印刷」と全ページフルカラーの印刷価格を比較する

では、「カラー・モノクロ混在印刷」が全ページフルカラーの冊子印刷と比べてどれくらい安くなるか見てみましょう。
パンフレットのような仕様で実際の価格を出しています。

• 中綴じ
• A5横　16ページ
• 100冊
• 表紙　マットコート135K、カラー
• 本文　マットコート110K、フルカラー or　カラー・モノクロ混在印刷 
• オンデマンド印刷
• 納期　超ゆったりコース（10営業日）
• PDF入稿（10％OFF！）

全ページフルカラーの印刷価格です。

「カラー・モノクロ混在印刷」を使って、16ページうち6ページをカラー印刷、10ページをモノクロ印刷で指定した印刷価格です。

全ページフルカラーと「カラー・モノクロ混在印刷」とでは5,570円の差があります。（2021年7月）
冊子のデザインを変えずに、印刷費を削減できる有効な方法ではないでしょうか。

できるだけ安くカラー印刷する方法その②　薄めの上質紙を選ぶ

上質紙110Ｋにカラー印刷した冊子の本文（拡大）

冊子印刷ではサイズやページ数などと一緒に「紙の厚さと種類」を選択します。
様々な紙がありますが、紙の厚さや種類によって印刷料金が変わってきます。
ブックホンの取り扱い用紙

カラー印刷の場合、カラーの発色や表現に優れたコート紙やマットコート紙といった塗工紙が選ばれることが多いのですが、料金設定が比較的高めで、印刷価格も高くなります。
より印刷費をおさえるには、冊子印刷の本文用紙としても一般的な「上質紙」を選ぶと良いでしょう。

上質紙はノートやコピー用紙のようなさらっとした、ナチュラルなパルプの質感が特徴の白色の非塗工紙です。
塗工紙のような鮮やかな発色ではなく、やや沈んだ色味に仕上がります。デザインや冊子のイメージによっては、上質紙の発色の特性を生かしたカラー印刷もおすすめです。

また、基本的に厚い紙より薄い紙のほうが安いです。
紙の厚みは70K、90K・・・と重さで表記しますが、数字が小さい方が薄い紙となります。

ブックホンの取り扱い用紙の中で一番薄い紙はコート90K（約0.08mm）ですが、特殊な塗料で表面がコーティングされており、上質紙より高い料金設定になっています。
ブックホンもそうですが、多くのネット印刷では上質紙70K（約0.10mm）が最も安く設定されています。

上質紙とコート紙で印刷価格を比較する

先ほどと同じように、印刷価格を比べてみます。
同じくパンフレットのような仕様で、上質紙のフルカラー印刷、コート紙のフルカラー印刷で比較しました。

• 中綴じ
• A5横　16ページ
• 100冊
• オンデマンド印刷
• 納期　超ゆったりコース（10営業日）
• PDF入稿（10％OFF！）

表紙にコート紙135K、本文にコート紙110Kを使ったフルカラー印刷です。

表紙に上質紙135、本文に上質紙90Kを使ったフルカラー印刷です。

コート紙のフルカラー印刷と上質紙のフルカラー印刷の価格差は448円です。（2021年7月）
デザインやイメージに合うなら、コストパフォーマンスの良い上質紙のフルカラー印刷もじゅうぶん選択肢になります。

印刷料金が決まる基本を知っていれば、デザインのクオリティを下げずに上手に印刷費を削減できます。
ぜひ、カラーページのある冊子印刷には「カラー・モノクロ混在印刷」と上質紙で安くできることを覚えておいてください。

小冊子印刷のお見積もり＆ご注文

● かんたん！印刷費がすぐわかる！
● PDF入稿　通常価格から10％割引
● 全国送料無料

サイズや部数を選ぶだけ！印刷料金をリアルタイム表示！
オンデマンド印刷、オフセット印刷を同時に比較できます。
お見積書のダウンロード（PDF)も可能です。

かんたん！無料お見積り＆ご注文から「このページ数ならいくら？」「部数を増やしたら？」「この紙を使った場合は？」と自由に仕様を選択して印刷価格をチェックできます。1冊から1冊単位でご注文可能です。
少部数はオンデマンド印刷、大部数はオフセット印刷がお得！（オフセット印刷はモノクロ本文対応）

納期、出荷について
3営業日から10営業日まで4つの納期コースがあります。納期が長いほど、印刷製本価格がお安くなります。

「予算におさまるよう仕様を決めたい」
「用途にあった紙や、印刷方法を教えてほしい」

冊子印刷のご質問やお悩みを、何でもお気軽にご相談ください。
もっときれいに、もっとリーズナブルに。冊子印刷のプロがご提案、アドバイスいたします。

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