モノクロ印刷の無線綴じ冊子に合う紙、印刷価格は？（テキスト、参考書、小説、エッセイなど）

学校や学習塾、スクールで使うテキストや参考書をオリジナルで作ることに決まったものの、印刷や製本はどうすればいいか分からない、どういう体裁がいいのだろうか、印刷費の予算はどのくらいなのか・・・と悩んでいませんか。

テキストや参考書といった教材、論文集や小説などの「文字が中心」の冊子の印刷製本は、モノクロで印刷する無線綴じ冊子がおすすめです。

ブックホンの冊子印刷
定型から変形サイズまで無線綴じ、中綴じ、平綴じを印刷製本します。
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薄い冊子も厚い冊子もOKな「無線綴じ」
- 中綴じと平綴じ
- 無線綴じ
文字中心の無線綴じ冊子の紙は読みやすい「上質紙」か「書籍用紙」
- カラー印刷にはコート紙やマットコート紙
モノクロ印刷の無線綴じの冊子、印刷料金の目安

薄い冊子も厚い冊子もOKな「無線綴じ」

無線綴じ冊子

冊子印刷には3種類の綴じ方（製本方法）があります。

無線綴じ・・・背表紙がある綴じ方（教材や文庫本、文芸書など）
中綴じ・・・重ねた紙の中央部分にホチキスを留めて2つ折りにする綴じ方（雑誌やパンフレットなど）
平綴じ・・・重ねた紙の上や横をホチキスで留める綴じ方（配布資料など）

中綴じと平綴じ

フラットに開く中綴じ小冊子
中綴じ冊子

中綴じは数十ページまでのページ数の少ない冊子向きの製本です。ブックホンは4～40ページの中綴じ冊子印刷に対応しています。
見開きが180度開く軽量な冊子に仕上がります。入稿データはページ数を4の倍数になるようにレイアウトするルールがあります。

平綴じは古くからある簡易製本です
平綴じ冊子

平綴じは簡易的な綴じ方で、比較的短い期間に使われる資料やテキストに選ばれています。本格的な印象が求め

られる冊子や、長期間保存して繰り返し読む冊子には不向きです。
ブックホンは8～80ページの平綴じ冊子印刷に対応しています。

無線綴じ

無線綴じは、中綴じや平綴じに比べて教材に適した製本方法です。

ページ数の少ない冊子から多い冊子まで対応可能で、表紙になる紙で本文全体をくるんで背を特殊な製本糊で綴じるため、しっかりと固められた背表紙があり、きちんとした印象の冊子に仕上がります。
入稿データのページ数は偶数であればOKです。

テキストや参考書のように繰り返し読む冊子、小説やエッセイのような作品には、無線綴じがおすすめです。

無線綴じ冊子のメリットやデメリット、背幅のできるページ数について

文字中心の無線綴じ冊子の紙は読みやすい「上質紙」か「書籍用紙」

（左）書籍用紙　　（右）上質紙

冊子印刷をネット印刷でWEB注文をする際、製本方法やページ数、カラーかモノクロかなど様々な条件を指定して注文します。
どの紙に印刷するのかも、対応用紙の中から選択して指定します。

用途やページ数に合った紙の種類、厚みを選ぶことで、より使いやすく、めくりやすく、読みやすい冊子に仕上げることができます。

テキストや参考書、小説のような文字の多い冊子をモノクロで印刷するなら「上質紙」か「書籍用紙」だと読みやすく、めくりやすく、価格も手ごろでおすすめです。

上質紙はコピー紙と似た質感のさらっとした白色用紙、書籍用紙は目に優しい淡いクリーム色が特徴の上品な用紙です。

カラー印刷にはコート紙やマットコート紙

カラー印刷やイラスト、写真を印刷する冊子によく使われる用紙に「コート紙」や「マットコート紙」があります。

コート紙やマットコート紙は表面がコーティングされた塗工紙で発色が良く、カラー印刷に適しています。
コート紙はツヤがあり光を反射するため、たくさんの文字を読むにはあまり適していません。マットコート紙ならツヤが抑えられ、落ち着いた印字になります。

上質紙や書籍用紙に比べると、コート紙やマットコート紙の料金は高くなる点は注意しておきましょう。

ブックホンの冊子印刷　取り扱い用紙

モノクロ印刷の無線綴じの冊子、印刷料金の目安

オンデマンド印刷と無線綴じ製本で作成した小冊子（講座のテキスト）の綴じた部分の余白の大きさを示す拡大画像です。

では、無線綴じ冊子をモノクロ印刷したとき、本文用紙に上質紙を使うと印刷価格はどのくらいになるか見てみましょう。
教科書によく選ばれているB5サイズで、表紙はカラー印刷、本文をモノクロ印刷にした印刷価格を調べてみました。

無線綴じ
B5サイズ
70ページ、200ページ
200冊、500冊
表紙　マットコート135K／カラー／オンデマンド印刷
本文　上質紙70K／モノクロ／オフセット印刷
PDF入稿（10％OFF！）

サイズB5	納期	200冊	500冊
70ページ	超ゆったりコース(10営業日)	63,268	100,735
	ゆったりコース(7営業日)	71,895	112,010
	標準コース(5営業日)	86,275	134,412
	特急コース(3営業日)	100,653	156,814
200ページ	超ゆったりコース(10営業日)	156,745	235,202
	ゆったりコース(7営業日)	178,119	267,275
	標準コース(5営業日)	213,743	317,205
	特急コース(3営業日)	249,367	370,073

＊価格をクリックすると、仕様が入力された3分でわかる！小冊子印刷のお見積もり＆ご注文ページにリンクします。遷移後に仕様の変更、見積書PDFのダウンロードもできます。
＊キャンペーン期間中は割引価格を表示しております。

例えば、70ページの無線綴じ冊子を500冊、印刷製本する場合、1冊あたり165.4円になります。（2021年7月）
料金が安価な上質紙、モノクロ印刷に加えて、大部数になるほどコストが抑えられるオフセット印刷のメリットを活かして、本格的な無線綴じ製本でテキストや参考書、小説など文字中心の冊子がリーズナブルに完成します。

また、一部のページをカラー印刷に指定する「カラー・モノクロ混在印刷」もフルカラー印刷に比べて大幅に安く、メリハリのある紙面をデザインできます。
冊子印刷を安くする方法｜一部がカラーページの場合（カラー・モノクロ混在印刷）