【Word】小説同人誌でノンブル(ページ番号)を付ける3つの方法
同人誌制作に必須となるノンブル(ページ番号)。
ノンブルは印刷ミスを防止するために大切なものです。
そこで、今回はWordを使った小説同人誌におけるノンブルの付け方をご紹介。ノンブルの付け方がわからないという方は、ぜひ参考にしてください。
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目次
ノンブルとは?
ノンブルとは、ページ番号のことです。
そのページが何ページ目にあたるかを示す数字となっています。
書籍のページの端に小さく振ってある数字がノンブルです。
同人誌にはノンブルが必要!
同人誌を制作するときには、必ずノンブルを付けなければいけません。
それというのも、ノンブルがあることで印刷ミスを防ぐことができるからです。落丁、ページ数の間違い、その他のミス……さまざまなトラブルを防止できます。
そのため、ノンブルがないデータは「データ不備」の扱いになることがほとんど。同人誌を制作するときには、必ずノンブルを付けましょう。
【Word】小説同人誌のノンブルの付け方
それでは、ノンブルはどのように付ければよいのでしょうか?
ここからは、小説同人誌のノンブルの付け方を解説していきます。Wordを使用する場合のノンブルの付け方を3パターン紹介するので、参考にしてください。
本文の1ページ目を「1」にする場合
まずは、本文の1ページ目のノンブルを「1」にする場合です。
このパターンが最もシンプルで簡単なので、とくにこだわりがなければこの方法を使ってもよいでしょう。
「挿入」→「ページ番号」とクリックしていくと、「ページの上部」「ページの下部」「ページの余白」……と表示されます。
ノンブルを付けたい位置をクリックしてください。たとえば、ページの下のほうにノンブルを付けたい場合は「ページの下部」をクリックします。
そうすると、さらにノンブルを振る位置を選択できるので、好みのタイプをクリックしましょう。
物語が始まるページからノンブルを付ける場合(途中からページ番号を付ける)
続いて、物語が始まるページからノンブルを付ける場合の方法を解説します。
たとえば、「扉」や「目次」などのページにはノンブルを付けずに、物語が開始するページからノンブルを付けたいこともあると思います。そんなときには、「セクション区切り」を活用しましょう。
セクション区切りとは、ブロック分けをするようなものです。
たとえば、セクション区切りを使用しなければ「A」という指示を出したときにデータ全体に「A」が反映されてしまいますが、セクションを2つに分けると「セクション1」と「セクション2」には別の指示を出すことができます。
この仕組みを利用し、「セクション1」にはノンブルを付けない、「セクション2」にはノンブルを付ける、という指示をしていくのです。
それでは、さっそくやってみましょう。
まず、ノンブルを付けたいページの先頭をクリックしてカーソルを持ってきます。
続いて、「レイアウト」→「区切り」→「現在の位置から開始」をクリック。
これで、ノンブルを付けたくないページと、ノンブルを付けたいページのセクションが分かれました。
続いて、ノンブルを開始したいページの下部をダブルクリック。そうすると、フッターが表示されます。
フッターが表示されたら、先述した『物語が始まるページを「1」にする場合』で紹介した方法でノンブルを付けましょう。
これで、セクションを区切った位置からノンブルが開始されます!
「1」以外の数字からノンブルを開始する場合
「1」以外の数字からノンブルを開始したい場合もあるでしょう。
たとえば、表紙もノンブルに含めて、本文に「3」からノンブルを付けたいときなどです。
この場合は、「挿入」→「ページ番号」→「ページ番号の書式設定」とクリックしていきます。
そうすると、「ページ番号の書式」が表示されるので、「開始番号」の箇所に任意の数字を入力して「OK」をクリックしてください。
総ページ数の数え方
総ページ数とノンブルの数字(ページ番号)は異なります。
総ページ数には、以下のものを含めてカウントするので注意しましょう。
- 目次
- 本文
- 奥付
- 白紙のページ
そのため、本文を1から開始した場合は、最終ページのノンブルに目次をプラスして計算します。印刷所には総ページ数で注文するので、注意しましょう。
※ブックホンでは表紙(表1・表2・表3・表4)、扉、遊び紙や口絵は総ページ数に含めません。
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