同人誌の価格は相場に合わせなければいけない?同人誌の価格の決め方
同人誌の価格を決めるときには、相場が気になりますよね。
今回は、「相場に合わせる必要があるのか」「相場はどうやって調べればいいのか」などの疑問にお答えします。
同人誌の価格を決められずに悩んでいる方は、参考にしてくださいね。
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目次
同人誌の価格は相場に合わせるべき?
同人誌の価格を決めるときに悩む方は多いですよね。「相場に合わせるべきだろうか?」と迷うこともあると思います。
結論から言えば、「マストではないがベター」といったところでしょうか。
「相場に合わせなければいけない」というルールはありませんが、相場と差が開くと生じるデメリットがあります。そのため、ある程度相場に合わせたほうが同人活動をしやすくなりますよ。
とはいえ、人それぞれ事情があると思いますので、自分にとってよいと思う価格に設定するのが一番です。
同人誌の価格が相場よりも「高い」ことで生じる3つのデメリット
相場よりも価格が高いことで生じるデメリットを見てきましょう。
頒布数が減る可能性がある
イベントに参加している人は、そこまで価格を気にしていません。
とはいえ、あまりにも高い同人誌にはやはり手が伸びにくいものです。
「買おうかどうか迷っている」「初めて見る作家だ」「所持金が少ない」といった場合には、相場よりも価格が高いと、購入に至らないことがあります。
頒布数が減った結果、最終的には赤字になってしまうということもあり得るのです。
利益が出すぎてしまう
相場より高いと、多くの場合に高い利益が出てしまいます。
利益が出ることは一見よいことのように思いますが、デメリットになることも。
「相場より高いことで生じるデメリット」というよりは、「利益が出すぎることによるデメリット」になりますが……
- 二次創作の場合、利益を出すことはよくないとされている(=炎上する可能性がある)
- 利益を出すことで「副業」と見なされることがある
- 利益の額によっては確定申告が必要になる
これらのデメリットが発生する可能性があります。
まず、二次創作についてです。
「二次創作は利益を出してはならない」というのは、同人活動をする方たちの間で、暗黙の了解として考えられていることです。
「同人活動にかかる費用分をプラスする」程度であれば目をつぶってもらえることが多いのですが、あまりにも利益を出してしまうとトラブルが起こることも。ルールとして決まっていることではありませんが、この件で炎上したケースが多く見受けられます。
ただ、大切なのは権利元のガイドラインをしっかりと守ることです。二次創作をしている方は、まずはガイドラインをよく読んでおきましょう。
また、同人活動で利益が出た場合、「副業」と見なされることがあります。
公務員などの副業が禁止されている職業に就いている場合は注意しなければいけません。こちらに関しても、大切なのは職場の確認を取ることです。
「利益がでなければ同人活動をしていいよね!」と無断で同人活動をおこなって、問題になる可能性もあります。
そして、利益を出すと確定申告の必要が出てくることも。
確定申告のルールは細かいためここですべてを解説はできませんが、何らかの職に就いている場合は、年間で20万円以上の利益を出すと確定申告をしなければいけません。
買い手からクレームがくることも……
相場よりも高すぎる価格に設定すると、買い手からクレームがくることがあります。
クレームに関してはどっしりと構えていればいいのですが、あまりいい気持ちはしませんよね。
同人誌の価格が相場よりも「安い」ことで生じる2つのデメリット
続いて、相場よりも安いことで生じるデメリットを解説していきます。
赤字になる可能性がある
一番に考えられるのが、赤字になる可能性があるということ。
同人誌の価格の相場は、印刷費よりも少しプラスした価格になることが多いです。そのため、相場を下回るということは、印刷費ギリギリ、もしくは印刷費よりも安い価格になることが多いのではないでしょうか。
同人誌の価格を印刷費よりも安く設定すると、頒布すればするほど赤字になってしまいます。あまりにも赤字が大きくなると同人活動を続けていくのが難しくなるので、相場よりも安すぎる価格は適正とはいえません。
価格破壊と思われてしまうことも……
相場よりも安い同人誌を頒布すると、同じく同人活動をしている人たちからクレームがくることがあります。
安い同人誌が売っていることで、適正価格で販売しているはずの同人誌が「高い」と思われてしまい、そちらの作家に「あっちの同人誌は安いのに!」とクレームがいくことがあるためです。
そのため、相場よりも安すぎる同人誌が頒布されているというのは、周囲の作家にとってあまりよい印象を与えません。
とはいえ、印刷費に合わせて価格設定をして、頒布価格が相場よりも安くなってしまうこともあるでしょう。その場合は、グッズを付けて調整するなどの工夫をしてもよいかもしれません。
同人誌の適正価格とは?
同人誌の適正価格の考え方はさまざまです。
まず前提として、「キリのいい数字にすること」が大切です。
120円や460円など中途半端な価格にしてしまうと、会計のスピードが下がってしまいます。混雑の原因になるので、できる限り100円単位の価格に設定しましょう。
そして、価格の決め方ですが、「ページ数×10」といった考え方もあります。
しかし、それだと仕様によっては相場に見合わない価格になってしまいます。たとえば、300ページの文庫本が3000円だと少々高い印象がありますよね。
そのため、価格設定は印刷費から考えるとよいかもしれません。
たとえば、印刷費の単価が630円であれば、頒布価格は600~800円くらいにすると丁度いい価格になるのではないでしょうか。さらに相場に近づくように調整すれば、ここまでで解説したデメリットも起きにくくなるでしょう。
同人誌の価格の相場を調べるには?
それでは、同人誌の価格の相場を調べるにはどうすればよいのでしょうか。
おすすめの調査方法は、
- pixivのサンプルや告知をチェックする
- Twitterの告知をチェックする
の2つ。
pixivやTwitterで同人誌の告知をする際に、頒布価格も掲載されていることが多いです。
似た仕様の同人誌の告知をいくつか探して、参考にするといいですよ。
同人誌のネット通販サービスで販売されている同人誌の価格を参考にするという手もありますが、ネット通販の場合は手数料や送料が上乗せされた価格に設定されていることがあるので注意が必要です。
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