【Word】小説同人誌の目次の作り方【画像あり】

投稿日：2022.02.15 / 最終更新日：2022/03/24 カテゴリ：同人誌印刷タグ: Word , 同人誌の作り方 , 小説同人誌

同人誌の小説を作るときに、目次をどう作ればいいか迷ってしまうことはありませんか？
「せっかくだから凝った目次を作ろう」と思っても、Wordを上手く使いこなせず、思うような目次を作れないということもあると思います。

そこで、今回はWordで目次を作るテクニックを操作画面の画像と合わせてご紹介。目次作成で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

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目次の役割
目次作成で使えるテクニック2点
- テキストボックス
- 均等なリーダー（点線）を作る
  - タブ位置とは

目次の役割

目次は、それぞれの章の位置を読者に伝えるためのものです。

それぞれの章に魅力的なタイトルを付けておけば、目次だけで読者の想像をかき立てることができます。物語を読む前に、読者をワクワクさせられますよ。

また、クッションページのような役割もあります。
表紙を開いていきなり物語に入ると、読者の気持ちがついていかないことがあるので、目次でワンクッション置くとよいでしょう。

目次は必ずしもなければいけない、というわけではありませんが、本の完成度をアップさせることができます。時間に余裕があれば作ってみてください。

目次作成で使えるテクニック2点

目次には決まった形式はないので、自由に作りましょう。
とはいえ、通常の文章とは少々勝手が異なるので、上手く作れないという方もいると思います。

そこで、今回はWordでの目次作成に使える2つのテクニックで、↓ 画像の目次を作っていきましょう。

Wordでの目次作成

テキストボックス

テキストボックスを使えば、縦書きの文章の中に、簡単に横書きの文章を差し込めます。

位置の調整も楽なので、↓ 画像のように好きな位置に目次を作ることが可能です。

Wordで目次　テキストボックス

①テキストボックスは「挿入」タブの「テキストボックス」から使えます。
デザインは好きなものを選んでよいのですが、今回は「シンプル」を選びましょう。

②テキストボックスは、デフォルトが横書きになっていますが、「縦書きテキストボックスの描画」を選択すると、縦書きのテキストボックスを作成できます。

③ドラッグをして、好きな位置にテキストボックスを作ります。
このままだと、↓ 図のように黒い枠線まで印刷されてしまうので、この枠線を消す作業を行います。

Wordで目次　テキストボックス2

④枠線の部分をクリック→右クリック。そうすると、枠線のデザインを変更できます。
「枠線」の「枠線なし」を選択すると、テキストボックスの枠線を消せます。

「枠線」の「枠線なし」を選択すると、テキストボックスの枠線を消せます。

これでテキストボックスの準備が完了です！

章タイトルなどを入力していきます。

均等なリーダー（点線）を作る

続いて、「第一章　むつき・・・・・6」のように、章タイトルとページ番号の間にある「リーダー（・・・・）」を作っていきます。

リーダーは、「…」をつないで作成することもできなくはないですが、「…」を使うと細かい調整ができず、均等な見栄えにするのが少々難しくなります。そのため、次のテクニックを使っていきましょう！

①「ホーム」タブの「段落」右下にある小さな矢印をクリックします。
段落ダイアログが開いたら、左下の「タブ設定」をクリックしましょう。

均等なリーダー（点線）を作る

②そうすると、「タブとリーダー」が開きます。

タブ位置：30くらい
配置：右揃え
リーダー：お好みで

に設定してください。

Word　均等なリーダー（点線）を作る2

タブ位置とは

リーダーの位置をタブで指定するものです。タブはWord中の位置を示す数値と考えてください(ルーラーを表示したときに出てくる数値です)。
ここで「10」と入力した場合、リーダーが10のタブの位置まで引かれ、リーダーが途中で途切れるようになります。リーダーをテキストボックスぎりぎりの位置まで引くためには大きめの数値を入力すればOKなので、今回は30に設定しています。
テキストボックスで目次を作るときには難しく考えず、30、40、といった大きめの数字を入力すればOKです！

③タブとリーダーの設定が完了したら、章タイトルの右端にカーソルを合わせて「Tab」キーを押します。
Tabキーを押すとリーダーが入力されます。

ちなみにTabキーは、キーボードの左上のほうにあるキーです！