同人誌は無線綴じ、中綴じどちらがおすすめ?メリットとデメリットを徹底比較
同人誌を作るときに、無線綴じか中綴じか迷うことはありませんか?
綴じ方ごとにメリット、デメリットがあるので、知っておくと自分の本に合った綴じ方を選べますよ。
そこで、今回は無線綴じと中綴じについて詳しく解説していきます。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
ブックホンの冊子印刷
定型から変形サイズまで無線綴じ、中綴じ、平綴じを印刷製本します。
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製本方法の種類
製本方法にはいくつかの種類があります。
- 無線綴じ
- 中綴じ
- 平綴じ
- スクラム製本
それぞれメリットがあるので、自分が制作する本に合わせて選択しましょう。なお、印刷所によって対応している製本方法が異なるので注意してください。
無線綴じ
無線綴じは、本文の束の背を接着剤で綴じて表紙でくるむ製本方法のことです。
書店で売っている、一般的な文庫本や漫画本を想像していただくとわかりやすいでしょう。無線綴じのメリット、デメリットを見ていきます。
無線綴じのメリット
無線綴じのメリットは、
- ある程度ページ数があっても綴じられる
- 見た目に高級感がある
- 強度がある
- 背表紙ができる
ということ。
ほかの製本方法の場合は、厚い本を作れません。しかし、無線綴じなら数百ページと厚みのある本でも製本可能です。また、接着剤でしっかりと綴じるので、強度もあります。
ブックホンでは6~800ページの無線綴じ製本ができます。
背がかっちりとした見た目になり、書店で売っている本のような高級感がでるのも魅力です。そして、背が平たくなるため背表紙ができます。背表紙にタイトルなどを入れられるので、本棚に並べても本を判別できるメリットがあります。
無線綴じのデメリット
無線綴じのデメリットが、
- 印刷費が少し高くなることがある
- ノドが見にくい
ということが挙げられます。
無線綴じにすると、中綴じに比べて印刷費が高くなることがあります。
どのくらいの差がでるかは部数やページ数、オンデマンドかオフセットかにもよります。気になる方は、実際に比較してみるとよいでしょう。
また、無線綴じにする際の注意点が、ノド(とじしろ)が見にくくなるということです。厚みがあればあるほど、ノドが内側に入り込んで見えにくくなってしまいます。
そのため、原稿を作る際には、ノドにしっかりと余白を作ることを意識しましょう。
無線綴じと相性のよい本
以上の特徴を踏まえると、無線綴じは
- 小説
- 漫画
- 詩集・エッセイ
- 評論
- イラスト集
- 絵本
などを制作するときにぴったりです。
特に、ページ数がかさみやすい本は無線綴じと相性がよいといえます。
また、高級感を出したい本にもぴったりです。ただ、イラストや絵本などを作るときには、ノドの余白に注意しましょう。
中綴じ
中綴じとは、用紙を重ねて二つ折りにし、真ん中をホチキスで綴じる製本方法のこと。ファッション雑誌をイメージするとわかりやすいでしょう。
中綴じのメリット
中綴じのメリットとしてあげられるのが、
- 迫力ある見開きページを作れる
- 無線綴じよりも印刷費が安め
- 手軽に作れる
ということ。
中綴じの最大のメリットといえるのが、迫力のある見開きページを作れること。無線綴じとは異なり、ノドもしっかりと見えるため、見開きもきれいに作れます。
また、無線綴じよりも印刷費が安めです。そのため、初めて同人誌を作るという方でも、気軽にチャレンジできます。
中綴じのデメリット
中綴じのデメリットとして挙げられるのが、
- 強度が低め
- ページ数に制限がある
ということ。
中綴じはホチキスで綴じるので、無線綴じに比べると強度が低くなります。読む際には問題ありませんが、長期間の保存にはあまり向いていません。
また、厚い本を作れないのもデメリット。印刷所によりますが、ブックホンの中綴じ製本は4~40ページまでとなっています。
中綴じと相性のよい本
以上の特徴を踏まえると、中綴じと相性がよいのは
- イラスト集
- 写真集
- フリーペーパー
- ZINE
- 小冊子類
などです。
中綴じはノドが隠れない特徴が、イラストや写真、ZINEなど視覚的にインパクトを出したい本にぴったり。
また、手軽に作れることから、フリーペーパーや小冊子など、おまけとして作りたい冊子の製本にもぴったりです。
そのほかの製本方法の特徴
ブックホンの冊子印刷では、他に平綴じとスクラム製本にも対応しています。それぞれの特徴を解説していきましょう。
平綴じとは
平綴じとは、ノドから数ミリ離れた箇所にホチキスをして綴じる製本方法のことです。学校や会社などで作るちょっとした資料を思い浮かべるとわかりやすいでしょう。
平綴じは小冊子や資料などの制作に向いています。「部数が多くて自分たちで綴じる時間がない」といったときにも活用してみてください。
スクラム製本とは
スクラム製本とは、印刷物を重ねて二つ折りにした製本のこと。接着剤やホチキスなどで留めないのが特徴です。新聞をイメージしてもらえるとわかりやすいでしょう。
会報誌やフリーペーパーなどにおすすめの製本方法です。ホチキスを使わないため、針金で怪我をしてしまう心配がありません。子どもやお年寄りに配布するものを制作する際にもおすすめです。
以下の見積りのページから、かんたんに印刷費の見積りを取ることができます。自分がやってみたい製本方法の印刷費がすぐにチェックできるので、ぜひお試しください。
納期、出荷について
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